「クレヨンしんちゃん」の原作者
臼井儀人先生がお亡くなりになりました。
ボクはしんちゃんと共に成長してきました。
しんちゃんは年を取らないけれど
いつも変わらないでいてくれる彼に
ボクはいつだって励まされていました。
憧れだし、尊敬しています。
ボクだけが年を重ねる度に
彼の凄さを痛感し、
自分の弱さを教えられました。
もしかしたら、一番多く観たアニメなのかもしれません。
小さい時、風邪を引いて
子供ながらに不安と熱でつらかった時
「クレヨンしんちゃん」を観ていたボクは
ニコニコしながら、病気の事なんかすっかり忘れていました。
しんちゃんのモノマネが凄くうまい友達がいました。
放送される日を待つだけで一週間ワクワクしっぱなしだったし。
PTAが否定的だという話しを聞いて、絶対そんな人間達にはならないと誓った。
子供が出来たなら、本当に見せてあげたいし。
だから、アニメはずっと放送して欲しい。
先生、アナタは本当に偉大な方だったんですよ。
アナタがいなかったなら、ボクの子供時代は
本来より、確実につまらないモノになっていたし
かけがえのない思い出が幾つも消えうせていた。
もしかしたら
世の中の犯罪だって、今よりずっと多くなってたのかもしれない
笑顔の数は途方もないほど減っていた。
「クレヨンしんちゃん」は本当のエンディングを迎える事が出来なくなりました。
正直、ふざけるなって気持ちだってあります。
でも、先生に会った事さえないボクが
アナタの死に対して何も言う資格なんてないんです。
臼井先生とボクは「クレヨンしんちゃん」で繋がっていました。
そして、今も繋がっています。
「クレヨンしんちゃん」の一人のファンとして
心より、ご冥福をお祈り致します。
この大好きな作品を生んで下さって
本当にありがとうございました。
おやすみなさい。
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